無職だけどなんかしあわせ

ぎりぎり20代、無職のねこまるのマイペース日記です

パワハラ

みなさんこんにちわねこまるです。


散歩に行って公園でジュース飲んでなんとなく帰ってきた無職の29歳ねこまるです。
このへんでそろそろ退職の経緯を書こうかなと思います。



パワハラって、巷では職場の権力(パワー)を利用した嫌がらせ、と定義付けられてます。
嫌がらせっていう言葉が、なんかちょっとものものしいですよね。
指導の一環だとしても、それが適正な範囲を超えて「嫌がらせ」とみなされるようなものなのかは、
ケースバイケースなんでしょうね。


なかなか難しいところでもありますが、
私が前職で受けた「指導」については、どのように受け止めるべきだったか未だにはっきりとした答えが見つかりません。



前職に就職したのは1年ほど前、非正規雇用として雇っていただきました。
業務は専用のシステムを使った入力作業。業種としては営業事務にあたります。
人手が足りなかったのかすぐに正社員登用のお話を頂きました。



元々仕事人間ではありませんし、正社員となって今以上の働きができるかどうか自信はありませんでした。
ですが30近くもなって正社員はなかなか難しいものでしょうから、結局はお受けしました。


正社員としての入職日直前、Hという上司に会議室に呼ばれました。
内容は「君には正社員は無理だと思う」との事でした。
確かに私はそそっかしかったので、もっとしっかりしてくれって事かなあ、なんてその時は思ってました。
やっぱりちょっと落ち込みましたね。面と向かって能力が低いと言われてしまってるわけですから。


引っかかったのが、
「残業があるかもしれないし、忙しいとお昼も食べれないこともあるかもしれないが、それでも正社員になりたいか」
という内容の問いかけでした。
(忙しいのか、それともそうゆう主義なのか、お昼は栄養ドリンクのみで休憩をほとんどとらないような人もいたんです)

残業は必要があればすることもあるでしょうし、お昼が食べれないって事は・・・まあ場合によってはあるかもしれないですが、そのくらい忙しければそれも仕事ですから、と伝えましたが、
Hは不服そうでした。そもそもあまり気に入られていなかったのでしょうね。



ですがもう後にはひけません。
手続きもすっかりすんで制服まで作っていただいてるんです。
まあ頑張ってくださいね、期待してないけど、的な感じでその場はお開きに。


もう嫌な予感しかしませんでしたね。
というか、その時のことが頭を離れず、前向きに仕事ができた日は本当に少なかった気がします。


それでも私を褒めてくださる方はいて、頼りにしてるとの嬉しいお言葉を頂くこともありました。

それを励みに頑張るしかないと思って毎日過ごしていました。




ところで前の職場ではミスについて非常に厳しい環境でした。
厳しく怒られるとかではなく、自分のメシのタネくらい自分で稼げよっていう指導の仕方が多かったです。
お客様側にご迷惑をかけないように、というよりも、従業員の作業環境を良くすることを第一意義としている感じでしたが、だからといってもちろん一番経験が浅く(当時入社半年程度)、
そそっかしい私がミスをしていい理由にはなりません。


お客様に迷惑にならないように、ではなく、
会社の人に迷惑かけないように、って思って仕事するしかありませんでした。
ですが他の方のミスはなんか怖くて指摘できません。こっそり修正したりこっそり謝ったりしておきます。
うっかりしてミスをすると、正社員として雇った意味がないと言われてしまう始末。

だんだん自律神経が乱れ始め、めまいや耳鳴り、冷や汗、頻尿など様々な症状に悩まされる日々となりました。

それでも私に正社員は無理だと言ったHとは普段は席が離れていたので、まだ気持ちが楽だったのですが。




とうとう完全に体調を崩して、

帯状疱疹という病気にかかりました。



ストレスや疲れからくる神経の病気で、体の片側にイクラみたいな疱疹がたくさんできます。
これについてはまた書くつもりですが、めちゃくちゃ痛くてしんどかったです。


お医者様からは一週間の療養を勧められ、心身共に弱っていた私は正直ありがたく思いました。
診断書をとって一週間ゆっくり療養。なんとか仕事はできそうになって、出社しました。



出社するなりHから呼び出しをくらいます。

「やる気がない」との事でした。


ミスが多いからかと問いましたらそうではないそうで。理由はですね、
私が就業時間5分程度前に仕事を始め、お昼休憩を一時間取り、夕方就業後10分程度で帰るから。


え、それ、何がだめなの?????
頭の上にハテナがいっぱい浮かぶ私。



なんでもHやHの同僚Mさんは就業1時間~2時間も前に出社されていて、私のやるはずの仕事も先にご自分のフォルダに入れて作業されているとの事で、
そして昼、私がお昼を食べている間、僕らは休憩をとっていない。不公平だと。
私が就業時間になり帰ったあとも、私がお昼に休憩を取っている間受けた仕事があるので帰れない。と。


いや、何ですかその早い者勝ちみたいなの。
勝手に早く会社にきて勝手に人の仕事やっといて残業しないなんてやる気がないってどういうことだよ!


さすがに黙って聞いて入られませんでした。


「じゃあ何時に出社して、お昼ごはんを何分で食べて、何時に帰ればやる気があるってみなされるんですか?」


私は必ず始業時間前には席についていましたし、昼の休憩だって必ず時間内に済ませています。
もし出社時間や休憩時間でやる気をはかるのなら明確な基準が必要なのではないかと。
問いただすと、私に残業をさせるために、私がパンクするくらいの仕事をやらせてみようなんて話もあったとの事です。



病院の予約があるんで、と言い置いてさっさと退席し、
翌日さらに上の上司に全部話しました。


「休憩をとらないなどの殺伐とした環境を変えたくて人を増やしたのに、同じことを強要してどうする」
「昼は当番制にするようにとあれほど言ったのに!」



そう言って、上司は私の即日退社を認めてくださりました。

そして今に至るというわけです。




人によってはH側の意見に賛成する方もいらっしゃるでしょう。
1時間前出社大いに結構、お昼を食べずに仕事をするなんて素晴らしい、
すっとろい奴が叩かれるのは当たり前っていう意見もあるでしょう。


ですが私はやはり納得いきませんでした。

業務は契約どおりに行われるべきです。
やる気や能力は区別して評価するべきです。





書いてるうちに汗もかいてきちゃいました。
よくないですね。


では、また今度、帯状疱疹という病気についても書こうと思います。

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